12月3日 vs京都薬科大学

12月3日(土)、王子スタジアムにて、秋季リーグ戦の最終戦、京都薬科大学戦が行われました。

京薬大は大阪芸術大学と同じく、秋季リーグ戦、4戦全勝の強豪校と、DIV.3 Eブロックの優勝決定戦!

今回は60人を超え学校関係者様、校友会関係者様、保護者様、OB・OGの方々が観戦に来て下さいました。

DIV.3でこの観客は異例の人数で、連盟関係者も大芸大の観客の多さに驚いていました。
チームTシャツを着て、団結しての熱い応援、いつも本当にありがとうございます。

【1Q】
さて、試合は京薬大のキックオフで試合がはじまります。
RB#29古橋がボールをキャッチし、あれよあれよと敵を抜きさり、フィールドを独走。
観客のどよめきと、高まる期待。
ついにエンドゾーンまで走り抜き、キックオフリターンタッチダウン!!
観客席は大盛り上がり。大芸大が先制します!

出鼻をくじかれた京薬大は、得意のランプレーで大芸大陣地に攻め込みますが、大芸大の堅いディフェンスに、ファンブルによる大幅なロスもあり、攻めきれません。
大芸大はタッチダウンこそ奪えませんが、RB#9撰の20ヤードランも決まるなど、いいムードで第1Qを終えます。

【2Q】
第2Qも京薬大がランプレーでゲインを重ねます。
大事なところをを大芸大ディフェンスがしっかりと守りきって得点を許しません。
大芸大オフェンスはパントフェイクのQB#1杉本ランプレーもくり出しますが、決め手をかきてタッチダウンにはつながりません。
一進一退の攻防が続く中、7-0で第2Q終了。

ハーフタイムには岡崎ヘッドコーチ、キャプテン上原、副キャプテン古橋がチームに気合いを入れます!「まだオフェンスで得点していない!点差は無いと思って死ぬ気でやれ!」
“全てを出し切る”そんな熱い想いが選手たちから伝わってきました。
スタンドまで聞こえた気持ちがこもった大きな声に、応援団もぐっときました。
4回生は泣いても笑ってもあと2Qでシーズン終了。時間にすると、たった16分…
全てを出し切るその想いが伝わり、フィールドとスタンドをひとつにしました。
思い起こせば春のシーズン。
体力不足の選手たちはハーフタイムが過ぎる頃、すでに息があがっていてバテバテ…。
しかし、この時は力をつけた選手たちひとりひとりが、とても頼もしく見えたのです。

【3Q】
ベンチやスタンドの誰もが、再びフィールドに向かう選手たちの背中を押してゆく気持ち。
後半開始。

ここでも京薬大のランプレーが光りますが、大芸大ディフェンスが守る!守る!守る!
LB#68高須の激しいゲインを許さない鋭いタックル。
ディフェンス陣の決して”手放さない”タックルが、京薬大オフェンスを押さえ込みます。

そして大芸大オフェンス。QB#1杉本のラン!ラン!ラン!
3回連続でのQB自らのランプレーでファーストダウン。

RB#29古橋のランで、ファーストダウン。いいムードでオフェンスが進みます。

更にRB#2石黒にボールがわたります。「この日の石黒のランには鋭さがあった…」試合後にあるOBがそう振り返っていました。

そして、とうとうタッチダウン!
期待の1回生の活躍で大芸大が追加点を奪います!!
キックははずしますが、これで13-0。

その後の京薬大オフェンスの猛攻。対する芸大ライン・ラインバッカー陣。
ボールキャリアに激しく詰め寄ってファンブルを誘います。
RB#29古橋がリカバーして防ぎ切り、第3Q終了。

早い展開の中に芸大の力強さが随所で決まる!
なんと見ごたえがある試合!
「これぞ芸大フットボール!」とスタンドは湧きに湧きます。

【4Q】
残り8分でキャプテン上原をはじめとする4回生の芸大フットボールが終わってしまいます。
でも、シンミリしている余裕はありません。時間がなくなってゆくにつれ、選手たちの気持ちが引き締まってゆくのが伝わってきます。
これが1年かけて岡田監督らが育ててきた選手たち!
我らが芸大のソウル、「最強の芸術家」を胸に秘めた選手たち!

ここで、先輩たちに引っ張られるというより、先輩たちを押し上げる!そいう下級生がプレイを引っ張ります。

RB#2石黒がタッチダウンした勢いそのままに、4回生QB#1杉本から手渡されたボールで鋭いランを重ねます。

ディフェンスでは4回生DE#47上原の相手QBに迫るパスカットを見せると、3回生LB#98塩崎は、リバースプレーを見抜いて大きなロスタックル。

しかし、京薬大にとっても、今シーズン最後の試合。彼らも最後まで諦めず、素晴らしい闘志を見せてくれました。
得点差は13点のままで一進一退を繰り返す展開。両校の意地がぶつかり合っていたのです。

そして1分21秒を残して、オフェンスは芸大。
岡田監督はタイムアウトを取ります。
今年、イート・ザ・ボールは選択しませんでした。
「相手を完膚なきまでにやっつける」それが相手に対しての礼儀だと言っておられました。

このような展開を遮る方もいるかもしれません。
1.オフェンスでパス→インターセプト→タッチダウンを取られる
2.オンサイドキック→相手オフェンス
3.タッチダウンを取られ→逆転負け

でも、そういう雰囲気ではなく、得点を狙い続ける!
持っているものを全て出す!
岡田監督がやってきた、今年の芸大フットボールはそうして全勝を重ねてきたのです。

事実、優勝がかかったこの試合でも、頑な姿勢は変わりませんでした。
TE#47上原のロングパスキャッチなどで最後まで攻め続けた大芸大。
最終的に敵陣2ヤードまで詰め寄りました。

そして、響きわたるホイッスル。
歓喜に沸く観客席。笑いあうマネージャー。渾身のガッツポーズを決めるプレーヤー。

大阪芸術大学VIPERS DIV.3 Eブロック全勝優勝!!!

すべてが終わって、グラウンドで観客の皆様と現役、スタッフの皆様で集合写真を撮りました。
選手たちの目には涙が浮かび、マネージャーたちは抱き合い、スタッフはお互いを称え合い固い握手を交わす。そして、岡田監督の胴上げ。優勝したチームの姿がそこにはありました。

大阪芸術大学VIPERSの2011年度の秋季リーグ戦が幕を下ろしたのです。

【ありがとうございました】
まずは、春・秋通して観戦に来て下さった、学校関係者様、校友会関係者様、保護者様、OB・OGの方々に心からお礼申し上げます。皆様の熱い応援がなければ、今年のVIPERSはありませんでした。
VIPERSが優勝できたのは皆様のおかげです。感謝しても感謝しきれません。

そして、お仕事もありお忙しい中、時間を割きチームに貢献して下さった岡田監督をはじめとするスタッフの皆様。チームがひとつにまとまり、優勝できたのは皆様のおかげです。

そして最後に、現役学生たち。
感動をありがとう!
優勝したチームの一員として、自信をもって社会に出て行ってください!

さて、今シーズンは終わりましたがVIPERSは終わりません。1976年から続く歴史を、またひとつひとつ積み重ねて伝統を守りゆく。OB会は微力ながらも、そのサポートをしてゆきたいと考えています。来年も更なるご声援を宜しくお願い致します。

(ご報告:OB幹事会・岡田龍也・佐々木崇)